暖かくなってくると、気になるのが花粉情報ですよね。
ニュースなどでもそろそろ花粉の時期なんて
言葉が聞こえてくる頃です。
ニュースが流れるか流れないかのうちに
目元が痒くなってきて、鼻がムズムズしてくると
ニュースよりも正確に花粉の時期の到来を身体で
感じますよね。
この花粉症、実は花粉が原因?ではなかったかもしれないって
ご存知でしたか。
花粉症は食べ物で悪化する?
花粉症って、花粉のアレルギーで、花粉に
目鼻の粘膜に触れることでアレルギー症状が
出てくるのがおおよその流れですよね。
ただ、花粉のアレルギーを引き起こすのが
食べ物だとしたらどうでしょうか。
意外ですよね。
花粉だと思っていたのにって思いませんか。
私も最初そう思っていました。
しかし、アレルギーの場合、多くは
食事による内臓、特に消化器官が
弱くなったことで、免疫力が低下して
引き起こされるということが言われるようになってきました。
では、その消化器官ってどこなんでしょうか。
それは小腸になります。
腸内環境の改善が一番
腸内環境って聞いたことありますか。
腸内フローラなんて言葉も最近はチラホラと
雑誌で見かけるようになりました。
聞いたことがなくても乳酸菌を飲むと
腸に良いって話は聞いたことありませんか。
簡単に言うと、腸内環境が悪化していると
消化吸収がうまくできないのと腸管の
吸収も十分に消化しないで行われてしまうため、
体内に異物が入ってきてしまってアレルギーが
引き起こされるという考え方です。
喘息では、カンジダというカビが腸内で
繁殖して引き起こすという説もあるそうなんです。
実は、喘息と花粉症というのは浅からぬ関係があります。
アレルギーマーチといって、この2つの症状に加えて
アトピー性皮膚炎を合わせて、それぞれが関連していると
言われています。
ということは、症状に関連があるのであれば、
原因が同じという可能性は十分ありえますよね。
花粉症についても、腸内環境を改善するのは
有効な手段といえるわけです。
それでは腸内環境を改善するには、
どうしたらいいのかということになりますが、
これは食事を中心に改善していくのが
一番です。
食べるものとしては、ヨーグルトがいいと
言われていますが、それ以外では納豆なども
いいんです。
納豆菌は乳酸菌に比べて強い菌ですし、
食物繊維もありますから、腸内環境を改善するために
納豆を毎日食べる習慣をつけたいものですね。
食事から砂糖を断つのはどう?
納豆だけ食べてればいいのということになりそうですが、
それ以外にも取り組むといいことがあります。
それは砂糖を抜く、あるいは減らすということです。
砂糖は、カンジダにとっては
大好物のエサでもあるんです。
そうすると、いくら納豆を食べても腸内環境は
良くなりません。
では、どのように砂糖を抜くのかということですが、
お菓子やスイーツは当然ながら、加工食品に含まれている
砂糖も含めて全て抜くということです。
そうすると、調理に使われている砂糖を
許容してもだいぶ砂糖を減らすことができるわけです。
年明けぐらいから取り組むといいと思うのですが、
難しい場合は、花粉が飛び始めるより少しでも早く
抜き始めると、今年の花粉シーズンはだいぶラクに
過ごすことができるのではないでしょうか。
まとめ
花粉症の原因は、花粉にあらず、食事です。
食事の中でもエサとなる砂糖を減らし、
腸内環境を良くする食品を中心に取ることで
症状が軽くなっていきます。
花粉のニュースに一喜一憂せずに
過ごせるように試してみてはいかがでしょうか。